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仕事のありがたさ

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高校の商業科を卒業して、地元の企業に就職しました。従業員800名前後の会社でした。

5県に渡り事業展開している企業です。一年目はみんな現場で修行。高卒の私はガソリンスタンドの勤務でした。海沿いのスタンドで潮風が冷たかった。

魚類市場のお客さんが多く、お魚を持って来てくれたりして良い環境でした。

スタンドなので給油から洗車。洗車機に入れるには運転しなければなりません。

免許をとって2週間くらいしかたってない私は怖くてのれませんでした。

それは先輩がうまくカバーしてくださって吹き上げのしごとを一生懸命しました。

仕事にも慣れてきて、お客さんの車も運転できるようになりました。

その時の訓練が今に生きています。今の会社の会長の車の運転もこなせています。

バックでの車庫入れなんか上手です。あの時の仕事に感謝です。

一年で現場の仕事から本社の事務仕事に転勤です。工業団地のなかにある5階建てのビル全部でした。

各事業所の事務を一括して集中処理するのです。殆どが女性で正直怖かったです。

3階の庶務課に決まりました。従業員の所属と顔と役職から覚える事が先決でした。

社会保険、給料の計算をするのですから大変な部署でした。先輩社員の方が結婚退職が決まっていましたので、4ヶ月しか私に残された時間はなかったのです。

退職の話を聞いたときはショックでした。女性は先輩と私だけだったのですから。

翌日からノートに一言一句逃さないようにメモしておぼえました。

名前・所属・役職も同時に頭にいれました。あのときには不思議な事に入っていきました。

最近ですが、「やった事に無駄な事は何一つ無い」って思います。

庶務課で社会保険の仕組みから手引書を片手に勉強した事が、今は仕事場がかわってもすぐ手続きができるのですから。

多少制度がかわっているのですが、基本が分かっているので何の事はないのです。

でも最初はこんな難し事を高卒じゃできないなんて弱気になったこともありました。

でも私がしないと誰もやってくれないという立場でしたから力になったのでしょう。

先輩にも今は感謝です。今の会社で何でも屋の社員としてがんばれています。感謝。




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