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心遣いに感謝

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平成16年6月に卵巣囊腫(らんそうのうしゅ)の摘出手術を受けました。

一年くらい前から調子が悪かったのですが、デリケートな部分でもあり病院に行けなかったのです。

職場で行われた健康診断で要精密検査と診断され、病院へ。

「一年に一度の定期検診を受けましょう」のポスターを横目で見ながら診察室へ。

男性の先生で恥ずかしかったのですが、状況説明をしていただいてるうちにそんな気持ちは

なくなり、この病院だったら安心して治療ができると思えるまでになりました。

2週間後に手術しました。腸と膀胱が癒着しており少し時間がかかったようです。

なにせ、目がさめたのは確か夜8時頃。

傷口が痛くて。でも体が動かせなくて。

ちゃんと目が覚めたのは翌日でした。

術後はカメラで見守ってくれていたらしく何事もなく手術は成功でした。

看護師さんたちも優しく、有り難かった。

体が動かせず悲しくなりました。涙が出ました。

しかし、看護師さんの声かけがうれしかったですね。

自分の体が動かせないなんて今までなかった事です。自分の意思がままならないもどかしさ。

健康体の有り難さを身をもって感じました。

術後お風呂にも入れなかったので、とにかく頭がかゆいのです。

体は看護師さんがタオルで吹いてくれるのですが、頭は手つかず。

4日目に今までの方とは違う女性が部屋に入ってこられました。

なんと、病院のご好意で美容師さんが頭を洗ってくれるサービスがあったのです。

車いすに乗せていただき、ピンクの壁紙の洗髪室に。嬉しかったです。本当に。

柔らかい指で頭皮を流してもらいシャンプーしてもらいました。幸せでしたー。

本当に嬉しかったです。病院の配慮と美容師さんの心遣い。いまでも思い出すと涙があふれてきます。

その日は、食事も普通食になりまたまた感動でした。重湯から始まりおかゆの生活。辛かったです。

体が動かせる、食事がおいしい、頭がすっきり。その夜はぐっすり。

入院生活で色々考える時間もとれたし、人の暖かさが嬉しかった。

人間関係に悩んだ時期もありましたが、悩んでいた事がちっぽけにおもえて、元気をもらいました。











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